Homo sapiens対Felis silvestris catus

Dr.S から、新たな指令が来た。

猫を捕まえにいってきてくれたまえ。

え。。。?

飼い主さんが捕まえられない猫を捕まえる。。

しかも庭にいて、自由な、、、、

猫の運動能力はヒトでは太刀打ちできません。

、、、、、、これは難題、、、、、無理ですよ、、

、、、、、、

あれ?

!!!

なんで行くことになってるんですかー!!

装備

皮の手袋

ケージの盾

カルテ

事情を聞くと、庭にいる猫の食欲がないという

高齢の私たちでは到底捕まらないので何とか捕まえて治療しと欲しいとの事。

車のしたに猫ちゃんがいることを確認し、

炎天下の中

捕獲が始まった。

車の下の手が届かないところにいる。

ご飯でおびきよせても当然ダメだった、、

まあ、食欲がないんだもんね

ホウキで追ってみる、、

、、、、、、、

、、、、、、、

バッ

ダッシュで

車のしたからでる

きたっ

その瞬間を逃さずキャッッチしてぇー、、、、、と

一瞬でおいていかれる、、、

網の間をすり抜け、庭の方に行ってしまった。

マジか、、、、

遠回りして庭に入らさせてもらう。

暑い、、、、

お父さんお母さんには熱中症になるといけないので

家に入ってもらう。

何処かに追い詰めなきゃダメだ。

一人では、、、

厳しい、、、、

確かに痩せて弱っっているようにはみえる。

茂みの中に座っている。

、、、今だ

バサッ!!

茂みの中での

ヒト科のヒト亜科 学名 Homo sapiensの動きの悪いこと悪いこと

バサッ、バサッ

茂みに動きを制限されて、、自由に動けない

一方のネコ目(食肉目)- ネコ亜目- ネコ科- ネコ亜科- ネコ属ネコ 学名:Felis silvestris catusは、

なんだ、こいつ

とばかり

余裕の逃走

スッ

タッ、、タッ、、、タッ、、、

スルッ

倉庫の下に逃げ込んだ。

全力で走らないのは、やはり弱っているのか、

俺をなめきっているのか、、、

倉庫の下はどうやら一箇所しか逃げ道はない。

、、、、、、

かかったな!

これだこれを俺ははじめから狙っていたのさ!!!(たまたま)

、、、、、、汗だく。

日差しが厳しい

帽子が必要だったな、、、

迂闊だった。

、、、、、、、

かくして、激しい攻城戦がはじまったのである。

、、、、、、、

出口にケージを置き、中にご飯を入れておく。

食べに出てきたら、素早くケージを閉め、、、、

、、、、、、

、、、、、、、

、、、、、、、、、、、

ダメだ。

そんな食欲ないし、ケージに自らはいる程警戒心はないか、、、

当然だよね

出口をむしろ解放して

息を潜め隠れて出てきたところを一気に捕らえる

、、、、、

、、、、、、、

、、、、、、、、、

ダメだ、出てこない

こうなったら

倉庫を叩いて音に驚いて逃げたところを捕まえよう!

倉庫をドンドンと叩いてみた。

反応なし、、、、、

あれ、倉庫の下からいなくなっている!

他に抜け道があったのか

結局見つけることができず、

その日は退散となりました。

、、、、、、

後日、ご飯を食べました、と連絡が。

、、、、、とりあえずだが、良かった良かった。