どたばた

ぷるるるる

 

ぷるるる

 

・・・・・

 

まだくるか・・・・・

 

夜間なのに

 

2件も待たしている。

 

採血の結果を話しながら、

 

耳は電話、とそれに対応する応対へ

 

目と口は飼い主さんへ

 

重症の入院の子の気配も感じながら、

 

さっき来た次の次の患者さんが重症じゃないかどうか、、、、、

 

全神経を張り巡らせる

 

先輩が言っていた言葉を思い出した

 

診察室はお前のテリトリーだと思え

 

診察室内で起こることは全て把握し、予想し、管理しろ

 

えーそんなことできるんですかあ、、、

 

当時の俺はそう思っていたかもしれない。

 

先輩の嘘つき。

 

病院全体俺のテリトリーじゃん

 

でも

 

1Fだけで限界。

 

どこで、誰が、どうなっていて、何が起こっていて、誰が対応していて、

 

どう対応してるか、問題になってないか、苦しがっている子はいないか、、、、

 

ある程度は仲間に任せている。

 

心配な部分は厳選して耳を向けている。

 

脳のほとんどはこの検査結果を話しながら

 

見えない部分の病態を予測し、

 

最も適切と考えられる治療プランを提供する。

 

一部の脳は、現状の把握に当てられる。

 

はあはあ、、、、

 

きっつー

 

お盆のせいか、今日は電話がよくなる。。。

 

今日は自分以外に2人アルバイトで来てくれているので助かる。

 

2人がいなければこの短時間に一人で対応しきれることはない。

 

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どたばた

 

どたばた

 

今日はだいぶ鈍臭い診療になっちまったな、、、、、

 

そんな日もあります。

 

どうにかそれなりに問題も怒らず診察できたかたいいか。。。