ネテモサメテモ

、、、、、、、

 

もやもやする。

 

、、、、、、、

 

頭の奥では

 

なぜかきゃりーぱみゅぱみゅの音楽が、エンドレスで流れている。

 

、、、、、、

 

夢を見ていたのか

 

これが夢なのか。

 

、、、、、、

 

さっきまでともかく、

 

獣医師の仕事をしていたようだ。

 

そして、今日もまた獣医師の仕事をするのだ。それはわかっている。

 

、、、、、、

 

そりゃ

 

肩も凝るさ

 

、、、、、

 

でも

 

夢にまでみた

 

獣医師に私はなったのだ

 

なれたのだ

 

感謝しなければ、、、、

 

、、、、、

 

何をしていたのだろうか

 

思い出せそうで

 

思い出せない。

 

、、、、、

 

チュン、チュン、、、

 

小鳥の鳴き声が聞こえる。

 

、、、、、

 

薄明るくなってきている。

 

、、、、、

 

そうか

 

、、、、、

 

、、、、、

 

電話はなっていない

 

どうやら、今日は2、3件、

 

重症か、とおもいきや、そうでもなくすんだり、

 

落ち着いた夜だったようだ。

 

夜間診療はまず電話していただくことになっているので

 

深夜、予定がないと、電話を枕元に

 

仮眠をとることができる(こともある)

 

もちろん熟睡できるわけではないが、、、、

 

、、、、、、

 

時間を見ると、

 

5時。

 

まだ1時間ある、、、

 

、、、、、、

 

ごそ

 

ごそ

 

、、、、、、

 

バイトの学生さんが起きてきて、いろいろやってくれているのだ。

 

いや、申し訳ない。

 

、、、、、

 

ごほ、、、、

 

風邪をひいたかな

 

、、、、、

 

肩が痛い

 

凝っているのだ

 

、、、、、

 

口が渇いたこの感触、、、

 

何か落ち着かない雰囲気

 

肩が凝った感触、、、、、

 

、、、、、

 

そうか、獣医師を夢にみて

 

必死で勉強してきた

 

国家試験。

 

その時の感触だ。

 

、、、、、

 

国家試験。

 

獣医師の先輩後輩

 

みんなこの話をすると

 

一定の盛り上がりを示す。

 

みんな、正直集中的に、という意味では

 

受験かそれ以上勉強している。

 

みんな、孤独な戦いで、ちょっと近寄りがたい雰囲気を出してくる。

 

僕はあえてクラスの数人が勉強している部屋で勉強し、

 

ただ、あまり仲良くしすぎるのも勉強に差し障りがあるとおもって

 

一定の距離をもち、

 

たまに情報交換したり、

 

情報交換している友達の話を耳だけで聞いたり、しながら

 

朝9時から夜9時までとにかく座って勉強した。

 

食事以外はできるだけ休まない。

 

家に帰り、睡眠はしっかりととるようにし、

 

その生活が約2ヶ月続いた。

 

毎朝、同じ道、ほとんど人ともはなさず、

 

座って問題を解き、昼ごはんを食べて、座って問題を解き、ちょっとウトウトしながら、

 

コーヒをのみ、座って、、、、、

 

また同じ道を帰り、お風呂に入って、少し勉強して、朝まで寝る。

 

そして起きたときの感触。

 

不思議な感覚だ、、、、、

 

ちゅん、ちゅん。

 

頭の中にはきゃりーぱみゅぱみゅの音楽が流れている。

 

さあ、

 

もういっちょ、頑張るか!

 

ゆっくりを起き上がり、ICUを覗き込む。

 

呼吸の動き。

 

生きている。

 

、、、、、

 

ぴりりりり、、、、

 

電話が鳴る。

 

ちょっとうがいをし、

 

会釈をして電話にでている学生さんの受け答えを

 

耳だけできく。

 

、、、、、

 

こりゃ、くるな、、、、

 

、、、、、

 

夢にまでみた獣医師になったのだ。

 

、、、、、、、、、、

 

苦しんで苦しんでようやくなれた獣医師。

 

みんなが支えてくれて、お世話になって、迷惑をかけてようやくなれた獣医師。

 

なりたくて、なれなかったたくさんの人がいる、みんなの憧れでなくてはならない獣医師。

 

、、、、、、

 

肩を回しながら集中する、、、、

 

電話の受け答えから

 

鑑別診断リストを頭に浮かべる。

 

見逃しのないように、、、、、

 

、、、、、、

 

、、、、、、

 

絶対に、負けねーぞ!

 

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