腹腔鏡手術で動物に優しい獣医療を
よつや動物病院はさらにパワーアップします!!
我々は来年、病院を拡大し、さらにパワーアップします。その一つが腹腔鏡の導入です。腹腔鏡、ドラマやニュースでなんとなく聞き覚えのある言葉ですよね。何が良いの?動物でも腹腔鏡 手術ってするの?今回はそんな“腹腔鏡”のご紹介です。
腹腔鏡、それは家族のための最先端医療
大切な家族である愛犬/愛猫に、できるだけ負担の少ない医療を受けさせたい。
そんな飼い主さんにおすすめしたいのが腹腔鏡手術です。この手術は、従来の開腹手術に比べて身体への負担が少な く、術後の回復をよりスムーズにすることができます。
腹腔鏡手術の特徴とメリット
身体に優しい手術
腹腔鏡手術では体に小さな切開を数カ所入れるだけで済みます。
これにより、以下のようなメリットが得られます
- 開腹手術に比べ傷口が小さく、負担が少ない
- 回復が早く、日常生活に戻るまでの時間が短い
高度な手術
腹腔鏡手術では、高解像度のカメラで体内を拡大して確認しながら行います。 これにより肉眼ではなかなか認識しづらい様な身体の組織も可視化され、より正確に手術を進めることが可能となります。
どんな場面で腹腔鏡手術が利用されるの?
以下のような症状や手術で腹腔鏡が活躍します
- 避妊手術
- 潜在精巣摘出術:(お腹の中に精巣が残っていて開腹手術が必要と言われた。去勢手術で開腹手術はちょっと…)
- 胃固定術:(大型犬の胃捻転予防。胃捻転は怖いが開腹手術はちょっと…)
- 膀胱結石摘出術
- 肝臓や膵臓の組織検査(生検):(健康診断で肝臓の数値が悪いが病名がわからない。なんとなく薬だけ飲んでいる。検査には開腹手術が必要と言われたが、検査でお腹を開けるのはちょっと…)
なぜ腹腔鏡手術が選ばれるのか?
よりよい医療を行うためです。腹腔鏡は従来の方法よりも高額な機器や特殊な技術/知識が 必要ですが、その分、手術の精度が高く、動物への負担が少なくなります。
未来の医療への第一歩
腹腔鏡手術は、愛犬/愛猫に優しい医療を提供するための新しいスタンダードです。飼い主さ んが安心して愛犬/愛猫を預けられる選択肢として、世界的に広く導入されています。
お問い合わせください!
もし手術が必要になった場合、腹腔鏡手術についてぜひご検討ください。よつや動物病院で詳 しい説明を受けることが最適な治療法を選ぶ手助けとなります。愛犬/愛猫の健康と幸せを守る ために、ぜひ最新の医療をご活用ください!
よつや動物病院 獣医師 天羽 隆男
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