獣医ドリトル?たしかにいい話だ、けどこれが鳥取獣医師の現実だい!

3時だ・・・・病院に戻ってきた。

発作は起きていないようだ

・ ・・・

カメラを直す。

嫁さんに電話し見えてる?

見えてる。

よし・・・・

家に帰った。

家で4時頃?までカメラを確認していた。

大丈夫・・・・

仮眠をつることにした。

・・・・・

疲れた・・・・

はっ

5時40分

PCをあける

あ、ジタバタしてる!

ダッシュだ!

嫁さんはすやすやねている。いってくるね。

病院につき、薬を投与する。発作はおさまった。

よかった。

このまま寝よう・・・・。院長がほぼ、俺のために買ってくれた仮眠用のビニールのベットに横になる。このベットに寝て、少しだけリゾートの気分を味わう。

少し寝よう・・・・・

・・・・・

あ、メールだ。7時か・・・・・

・ ・・・・

嫁さんからか・・・・・

「破水した。病院にいく。」

果たし状?!

ちがう。

産まれるのか?!

後輩に後を託すと連絡し、上司へも。

そのまま、人間病院へ・・・・・。

タクシーを止め、人間の病院まで急ぐ。

タクシーの中で揺られながらうとうとしていた。

・・・・・・

外科の研究室は大変である

いままで、授業、実習以外はサークル活動、バイト、遊び、勉強会を学生同士でやったり。自由な時間を有意義に過ごしていた。それらをほとんどやめなければいけなかった。

時間の拘束が長く、動物の世話、小屋の掃除、手術の準備、診察の補助、研究論文、実習の補佐、朝のゼミの準備など、それに授業や実習もある。そして、飲み会や教授のお勧めで詩吟をするのだ。拘束時間は長く、彼女ともすれ違いが多くなり、振られてしまった。自分にとっては精神的にも肉体的にもとても辛い時期だったが今の自分があるのは、この時期の辛さを味わったからこそである。と思っている。

 研究室で手術のあと、泊りがけで看病が必要な子もいる。夜中に自分が見ているときに緊急状態になることもある。先生にもすぐに連絡してきてもらうが、それまでは自分たちで何とかしなければならなかった。

 お疲れ、交代だよ。

友人が眠そうな顔でこちらをみる。

 助かるよ、俺は横の部屋で暖房をかけて寝てるから。

ここからは自分がみる。状態が悪い。

みはじめて間もなく、呼吸が止まった。

一人では何もできないので

隣の友達を起こし、先生に連絡して、緊急処置をする。

結局、助けられなかった。

そうゆうことが何度もあった。

嫁さんは診察を終えていた。

えらく青い顔をしていた。

大丈夫?

うん、、

大丈夫か・・・・?

分娩準備室へ・・・・

陣痛が始まった。

人間のお産はすごい。

イヌは安産のお守りとされていることもある。

ただ、犬種によっては難産になりやすいものもある。

例えばブル・ドッグ、チワワなどである。骨盤と頭の大きさが原因である。

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