2011.02.22
院長ブログ
正月から降るスロットルで全休なし
なので書き溜めたぶんをアップ。
黒猫ちゃんには縁があるのか、黒猫の重症は自分が担当のことが多いきがする。
来世は黒猫にでもなりますか。(閻魔大王が許してくれれば)
黒猫はヨーロッパでは嫌われものらしいが、私は結構好きで、写真うつりが悪いがいつか飼いたいと思っている。
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モニターが突如取れなくなる。
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止まりました?
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モニターが外れただけだね、大丈夫
先輩の指導のおかげで、口蓋の縫合はうまくいっている。
交通事故の猫ちゃんは幸いにも順調に回復し、食道にチューブをい
れたり、CTをとったり口蓋裂の縫合をしたり。
あとは顔面と顎関節の骨折だけが問題になっている。手術がかなり
難しいする部分なので、ある程度だが固定できるよう目だし帽?み
たいなのを手作りして経過をみている。拾ってくれた方が本当にい
い方で毎日面会に来て下さっているし、費用も寄付を募って集めて
くれている。おかげでこちらも治療ができている。
僕もその子にはどうしても情がわいてしまい、すこしひいきしてし
まっている。
大学は田舎だったので、野ねこはよく外科の外来にきていた。
実家のこじろうくん母ねこも元々は野ねこで尻尾を大怪我して運び
込まれてきた。もう尻尾は切ってしまうしかない状態だった。
開放骨折で感染しまくっていたねこもいたな・・・。
骨からの感染で死のふちを彷徨ったけど元気に骨折も治り、今も大
学で飼われている。
野ねこたちは死にそうな状況でようやく運び込まれることが多いが
ありえないくらいに回復してくれることがあるので、印象に残る
子が多い。
やっぱり過酷な環境で育っているので根性が違うのかもしれない。
でも意外と人に慣れてくれる子も多い。
獣医師も「情」がうつっちゃうんですよね
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