2011.05.12
院長ブログ
地震と自信
地震の影響は動物病院にもある。
パニックになって3回から落ちた子
震災で飼い主さんが避難しているので預かってほしいという子。
特におおきな病気はなくても繊細な動物たちは余震をこわがる。
地震の後から甘えるようになったなど、結構影響があるようだ。
人間の子供と同じだ。
水のことでもずいぶん聞かれた。
基本的にはそんなに気にすることはないが、アドバイスとしては、水道水はやめて。
ミネラルウォーターの軟水がベストなんでしょう。となるが、、、、
自分の意見としては実際は大人の動物であれば大人の人間と同様に考えてよいと思う。
もちろん、寿命が短い分、細胞分裂は早いのだろうから、放射線には人間よりは弱いのだろうけど。。別に軟水にしなくてはいけない論文なんてきいたことがない。
今までに結石ができたりした子は注意してもいいかもしれないけど、もともと、イヌやネコはヨーロッパ原産の動物も多い、あっちは全て硬水なんだし。
そもそも今回の放射線量はそんなに気にするほどの量ではないし。乳児は気をつける程度でよいと思う。個人的には。過剰に反応しすぎて被災地に水が行かなくなるほうが、いけない。
なんて考えながら、アドバイスしていた。
被災地に行ってボランティアしようか?なんて思うけど、そんな勇気もないし、今の生活でいっぱいいっぱい。今は目の前の動物たちを助けることを考えてる。
ようやく、地震の影響が和らいできた気もする。
でも現場は、これから、なんだろうなあ。
俺もがんばらな。自信をもって。