2014.06.22
院長ブログ
全身麻酔
ゼェ、、ゼェ、、
呼吸が荒い。
私はベッドに寝かされ、天井を見つめている、、、
酸素マスクがつけられている、、
自分が何者なのか、何故ここにいるのか
よくわからない。
身体が動かない。
、、、
ここは、、、
病院だ、、
そうだ、
手術をしたのだ
そして、麻酔が覚めたのだろう
、、、
誰もいない。
いや
隣にも誰か寝ている
同じように麻酔から覚めた人なのか、、
それとも重傷の方なのか
じぶんの手にナースコールらしきものが
握らされている。感覚でわかる。
まだ身体が上手く動かせないから
ボタンがをおせないかもしれないが
身体が酷く疲れているので動かそうとも思わない。
と
隣のベッドから異常警告音がなっていた、
ずっとなり続けていたのに、
いま気がついた。
あ、
隣の人は身体がガタガタ震えているのかも。
おかしい。
、、、
誰もいないみたいだ。
でも身体が動かない、、、
ナースコールを押してみる
ダメだ、身体が動かず押せたかどうかわからない
、、、
あ、、隣の警告音と
隣のひとの震えが続く、、、
、、、
ようやく人が集まり、
その隣のひとは連れていかれた。
中学生のとき、盲腸で手術入院した時のことでした。