今日の診療は、、、避妊手術の相談です
ニャー
かわいい猫さんだ。
今日は避妊手術のご相談ですね?
この飼い主さんに保護されて6が月を迎え、手術の相談ということだ
なんでも10匹以上猫を飼ってきたとのこと。
もう猫のプロのおばあちゃんだ。
そうゆう人は飼い方も上手で、こうゆう家出身者はみんな性格がよかったりすることもある。
よかったね
この方に飼われたお蔭で君は幸せだよね
、、、、、
もし、そうでなかったら、どうだったろう。
学生時代に猫を引き取った自分だが、
自分のこともままならない一人暮らしの学生に飼われるのは
我が家の猫はあまり幸せではなかったかもしれない。
、、、、、
さらに、、、不幸な末路をたどる子もいる、、、、
、、、、、、
保護されずに外で育だち、痩せて、皮膚もボロボロの子、、、、
お母さんの愛情が目覚めず産み落とされ、瀕死で連れてこられた子、、、、
、、、、、、
いろんな不幸な命を見てきた。
、、、、、、
彼らを思い出すと、
この猫好きの、猫飼いのプロといってもよいこの方に飼ってもらえるのは
随分幸せな人生(猫生?)を送れる確率が高い!
いいなあ、、
俺もここの子になりたい。
と思えるぐらいだ。
そんな飼い主さんが増えることを祈るとともに、
ぼくらは、、、、
かれらのこと、彼らの状況を
一生懸命伝えなければいけない、
動物達の苦痛の代弁者でなければいけない。
動物福祉の考えというのだろうか、
きっと、これがとても大切なこと。
そうすることが、きっと素晴らしい飼い主さんたちを増やすことにつながるのだと信じて。
動物達の幸せが増えて、
苦しみが減って、
そして私たち人類の心も豊かになっていく。
他種のいたみがわかる人は
他人の痛みがわかるようになるはず。
なんて、少し思った診察でした。
先生!お願いします!
さて、次のカルテは、、、、、、、?
最近、ジョギング時に撮った風景です。