なぜ?獣医師になりたいと?
ときおり聞かれます。
チャン・ドンゴンさんバリに
「動物の事が、好きだからー!」
きっとそう答えるのが正解なのかな、、、、
それは、そうだけど。
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みんな動物が好きというか、嫌いじゃないて感じだった。獣医学科に入るときは。
実は、僕が想像していたほど、獣医学科に入ってくる人は動物マニアじゃなかった。
自分が獣医学科を志望するときに、
ずーっと犬や猫を飼ってきたわけじゃないし、、、、、、、(一時期だけ)
大丈夫かな、、、、、と思っていた。
想像では
小さい時から犬と猫10匹とくらしてきました。
小学校では生き物博士で、生物係を6年間、中学、高校では生物部の部長で、一日もかかさず亀の日記をつけています的な、あ、動物が好きなんですね、という人しかいないのでは?
と。
でも、実際は俺みたいな人が多くてちょっと安心したが、
医学部に行けなかったから、獣医でもいいや、とか、薬学部でもよかったかけど
ていうひとも多かったのでびっくりした。
でも、そうゆう人の方がモチベーションが高い気がしてて、実際、犬猫の獣医に最終的になったのはそうゆう人のほうが多いのかもしれないとさえ思った。
みんな、動物がまあまあ好き。て感じで、もちろん嫌いってひとはいなかったけど。
自分はちょとあんしんした、、、、。
さて、
僕がなぜ、獣医学科に行こうと思ったか。
小学校の時父の出張で海外(インドネシア)に4年間住んでいて、その時に、犬と猫を飼っていたこと。
小学校の時にムツゴロウさんに憧れていたこと。(ムツゴロウさんは獣医師ではないのだが。)
小学校の文集に将来は獣医師になって、ムツゴロウ王国の猫版をつくると書いてあった。
ことが発端だ。
ただ、本当に腹をくくれたのは、こんな出来事があったからだ。
これがなければ私は受験を失敗していただろう、、、
高校生になり、現役のときは(私は1浪している。)なんとなく獣医学科を受験したが、
浪人時代、予備校が休みの日に図書館で勉強していると、こんなイベントがあった。
「動物実験反対!」
図書館の一角にエグいポスターがたくさん張り巡らされており、
ひどい動物実験などが行われていることに対する批判がされていた。
考えさせられた。
18歳ともなれば、獣医学科に進めば、当然、このようなことに関わっていくことになるのは予想できた。
「獣医師さん=動物が好きな人達、もしくは生物系最高峰、または動物はなんでも診れる」だったのだが、
「獣医師=動物を扱う人たち」、であることがなんとなく、理解できた。
それでも、なりたいのか?
自分に何度も問いかけた。
、、、、、
、、、、
いいのか?
獣医師で、、、、、、
、、、、、
たぶん、その時に少し、決意ができたので、獣医師になれたのだと思う。
それがなければ勉強も中途半端で合格などとても無理だったと思った。