大切なペットと家族を守る!SFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウイルス啓発について
マダニが媒介するSFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、人にも動物にも感染する恐れのある怖い病気です。
特に春から秋にかけてマダニの活動が活発になります。当院では、皆さまの大切なご家族(ペット)と飼い主様ご自身の健康を守るため、SFTSウイルスに関する啓発活動を行っています。
SFTSとは?
SFTSウイルスに感染すると、発熱、食欲不振、嘔吐などの症状が現れ、重症化すると命に関わることもあります。
感染源: 主にウイルスを保有したマダニに咬まれることで感染します。
ペットへの影響: 犬や猫も感染し、重症化する例が報告されています。また、SFTSに感染した動物の体液等に触れることで、人へ感染するリスクも指摘されており、人と動物の共通感染症として注意が必要です。
今すぐできる予防対策
SFTSの最大の予防は、「マダニに咬まれないこと」です。
◼︎定期的な予防薬の投与
マダニの活動時期に関わらず、獣医師と相談のうえ、マダニ駆除薬・忌避剤を定期的に使用しましょう。当院でも適切な予防薬をご提案いたします。
◼︎散歩後のチェックとブラッシング
散歩から帰ったら、すぐにマダニが付着していないか、全身を丁寧にチェックし、ブラッシングしましょう。
◼︎草むら・藪への立ち入りを避ける
マダニが多く生息する草むらや藪への立ち入りはできるだけ避けましょう。
啓発動画のご紹介
SFTSについてより詳しく知っていただくために、啓発動画をご紹介します。
SFTSの概要や、マダニに咬まれないための具体的な対策について分かりやすく解説されています。
ご不明な点や、予防薬についてのご相談は、お気軽に当院までお問い合わせください。
